日本メディカルヴィレッジ学会 第1回シンポジウムが開催されました
- Nunokawa
- 2016年9月13日
- 読了時間: 2分

みなさん、こんにちは。
昨日、宇都宮にて開催されました「日本メディカルヴィレッジ学会 第1回シンポジウム」について報告いたします。
この度は多くの方にご参加いただき心より感謝申し上げます。
第1部では、本学会理事長である樋野興夫先生より、メディカルヴィレッジ学会設立の流れや、どのような学会なるかという展望など、ユーモア(You more)のあるご講演をいただきました。
樋野先生はがん哲学外来の理事長でもあり、全国に100か所ほどの「がん哲学外来」カフェを広めてらっしゃいます。今、患者様のみでなく悩める人々には、がん哲学外来をはじめ癒しの場所が必要だと改めて実感いたしました。先生のおっしゃる、一人の患者を癒すには一つの村が必要である、という言葉のとおり、今回開催いたしました栃木県の日光ではいち早く、このメディカルヴィレッジ構想ができつつあります。
第2部のパネルディスカッションでも、会場の皆様にもご参加いただきながら、日光メディカルヴィレッジ構想について提案いただきました。
パネルディスカッションでは、本学会理事を務める三国、布川がコーディネーターを務めさせていただきました。パネリストとして4名の先生方に、メディカルヴィレッジ学会でできることや展望など、色々なご意見をいただきました。
平林かおる先生、廣瀬芳子先生、川上智之先生、奈良部三貴先生、大変貴重なご発表をありがとうございました。
パネリストの皆様、並びに会場の皆様より、「私ならこんなことできますよ」「こんなものがあったらいいな」というご意見をいただき、大きなハートを皆さんの気持ちでいっぱいに埋めていただきました。

第3部として、市民後見人センターとちぎ主催となる「一人暮らしのさくらばあちゃんの物語」の紙芝居を披露いただきました。現在もすでに問題となっている独居の高齢者の皆様について、物語としてわかりやすく、また後見人という職種について教えていただきました。今後、益々高齢化が進む日本にとっては、大変大きな問題であり、後見人のようなサポートしてくれる方々が、さらに重要となるのだろうと、改めて考えさせられる一コマでした。
会の後には写真撮影会など、樋野先生を身近に感じられる場で、また学会と市民の皆様がつながった貴重な瞬間もたくさん収めております。
写真コレクションはこちらです。ぜひご覧ください!
今回は、大変有意義で楽しく盛り上がるシンポジウムになったこと、大変うれしく思います。
ご協力いただきました講師のみなさま、市民の皆様、書店の方々など、心より感謝申し上げます。
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